Tripwire Enterprise【その他の機能】
Tripwire Enterpriseは、円滑な運用を行うための有益な機能を有し、『ファイル整合性管理』機能は、セキュリティを維持するためのファイル改ざん検知対策の中核を担います。また『ポリシー管理』機能では、様々なデバイスのセキュリティに関わるポリシー、コンプライアンス対応のためのポリシーを中核に、クラウド環境のセキュリティ向上に寄与するポリシーも提供し、最新のシステム環境をサポートします。Tripwire Enterpriseは常に企業が必要とする機能拡張を行い、新たなセキュリティの監視スタイルを確立しています。
最近の主な発表
・Tripwire Axon 上で動作する Tripwire Enterprise 8.5 エージェントを提供開始いたしました
・Tripwire POS Threat Protectionで、POS特有のセキュリティ脅威を検出できるように設計された新しいポリシー35種と新しいテスト55種を提供します >>
・ハッシュ検索機能を導入、脅威の情報収集の自動化と運用が可能になりました >>
1. 充実したアセットビュー
監視対象のサーバやネットワーク機器にタグを付け、効果的な監視やレポート作成を支援する、より充実したアセットビューを提供します。タグ情報を識別して様々なアクション(電子メール送信、コマンド実行など)を起こしたり、動的にタグ情報を追加/削除できます。
また、アセットビュータブから複数のノードを同時に再起動、有効化、無効化することができます。さらに、接続エラーを検証するためにアセットビュータブでファイルシステムノードへの接続をテストすることも可能です。
2. エージェントのヘルスチェック
Tripwire Enterprise / Server (マネージャ)と、監視対象サーバで稼働する Tripwire Enterprise / FS (エージェント)の間のコミュニケーションに関する運用ステータスを6つのレベルに分けてお知らせします。
3. クラウド環境のポリシー
最先端のクラウド環境向けセキュリティ基準を Tripwire Enterprise のポリシー機能で可視化できます。米国連邦政府基準 FedRAMP (Federal Risk and Authorization Management Program) と、クラウドセキュリティのベストプラクティスを提供するCSA (Could Security Alliance) のポリシーテンプレートをサポートします。
4. サーバノードへ到達できないときのパフォーマンスを向上
ベースライン処理かバージョンチェックをファイルサーバが処理中にファイルサーバとの接続がなくなった場合には、残っている該当ホストに関わるルールを不要にします。これにより、タスクをより早く完了することが可能となりました。また、「Health Check」機能によって「Connection Error」タグを付与します。接続問題が解決した際は、ベースライン処理やバージョンチェックを対象ノードに対して継続します。